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2007年10月29日 - - - 日々徒然

貧乏花見

最近、落語にはまっちゃってる。
通勤や買い物の運転中、この前までしっとりした花様年華の音楽だったのに、今はトン・チキチキチキ・チャカチャカチャン♪と出囃子が鳴っているのだ。(笑)


事の始めは先月、飲み会の時にピエロでマスターと話をしていて、深夜ラジオの話からだと思うが、ふいに笑福亭仁鶴さんの話題になった。
マスターが仁鶴さんの「貧乏花見」という落語が大好きで、昔によく聞いていたそうなのだが、それはまさにうちのダンナも大好きで、同じく若い頃にカセットで耳タコ級によく聞いていたやつだ。
貧乏な長屋の人達が、お酒もご馳走もないけど、とんちんかんなありあわせのものを持って花見に行くという話だ。

「うっへ~、それそれ知ってます~。(^∇^;)
ちょいとちょいと花見じゃ、花見じゃ、そうなっ。 ですよね~」と盛りあがり、家に帰ってダンナにその話をしたら、「お~懐かしいの~。あれが一番おもしろかったよの~。また聞きてーけー探してみー」となった。


ネット調べてみたら仁鶴さんの落語全集CDが発売されてるそうな。買うのもあれだしレンタルとかオークションで探してみたけどなかなか無い。ところが、ふっと思いついて図書館の蔵書検索をしてみたら、
んまーこれがまさにビンゴ! タダで落語のCDを手にできたのだー。
なんと他にも色々、DVDもあるではないのっ、図書館さまさまー(^o^)

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正直、若い時には話の内容もオチもわかっているのに、なーんでそんなにおもしろいのかしら~と思っていた落語。
あの絶妙な間や息の使い方など、芸の部分はもちろんすばらしいのだが、なによりいいのが想像力を使って聞くところだと気がついた。
長屋の風景や人々の表情などを頭の中に思い描きながら聞く、読書に通じる楽しみ方があるのだな~。だとしたら若い時より様々に経験を積んだ今の方が、ずっとおもしろいってわけだ。


てことで、車の中で一人でニタニタゲラゲラ笑っているおばちゃんがいたら、
それはたぶん私です。ケラケラケラ(^。^)


コメント

そう言えば有線放送を契約していた時に
退屈で何か音を流したいけど
TVもラジオもつまらなくて何もない時に
有線の中の「落語チャンネル」を
聞いたりしていました。
懐かしいな~。
(出雲在住時の話です・苦笑)
落語もきちんと聞いてみるといいよね~。

うん、ちゃんと聞くといいよね。奥が深いし。
昔はダサーとか思っていたのに。
私が大人になったということかしら?
しかも、スイッチが合ったところに落語の朝ドラが始まるし。
そーいうめぐりあわせがあるから人生おもしろいよね。(^_^)

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 しばらく待っててくださいませ by ふな

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