ちりとてちんの草々さん
前記事の(落語にはまっている)流れで、今NHKの朝の連ドラがおもしろい。
落語家を目指す女の子のお話なのだが、主人公の喜代美ちゃん役は貫地谷しほりちゃん。彼女はスイングガールズにも出ていたから、なじみもあるし演技も心配ないし、ドラマ全体も関西のノリが楽しい。
んで、その中でも特に私は「草々さん」が気になっている。
‥‥と言うか、なんか惹かれる。
つーか、もう大好きかもしんなーい。(笑)
喜代美ちゃんはコンプレックスの塊のようなヘタレな主人公。
そんな自分を変えたいと大阪に出てきて、ひょんな事から間借りをする事になったのは、落語家の徒然亭草若師匠の家。昔は弟子も数人いたらしいが、大手芸能事務所とトラブルをおこしたらしく徒然亭一門は高座に上がれなくなっていて、師匠はやる気もなく酒びたりの日々。
草々さんはそんな師匠を支えながら、高座に上がる事もできないのに、ひとり師匠の家に弟子として残り落語の修業を続けているのだ。
外見はのびたアフロに手足の短い上下やチンピラ風のシャツを着て、それこそケッタイなかっこ。(^_^.)
しかも単純で乱暴だし、ぱっと見はなんとも変な人。
でもよ~く見ていくと、師匠の復活を一途に信じていて、落語の才能もあるし、一生懸命で実にいいやつなのよー。
おまけに「夜に爪を切るなー」とか「夜に口笛を吹くな~」とか、今時のおばーちゃんも言わないようなことを言ったりする。
ここ、世のおばちゃん達のハートをくすぐるポイントじゃなかろうか。
たぶん私と同じように、なんだか知らないうちに草々さんを好きになったおばちゃんは多いだろう。
この草々さんこと、青木崇高さんという役者さん、
これからも要チェックじゃー。(*^_^*)
連続テレビ小説「ちりとてちん」公式サイト
http://www3.nhk.or.jp/asadora/